私の亡くなった祖父母が大府市在住で、幼少より大府には頻繁に帰省していたため、この地域には特別な思い入れがあります。私は大府市やその周辺地域の皆様に、「居心地が良く、患者さんに優しいクリニックを作り、少しでも地域の役に立ちたい」 という思いから、耳鼻咽喉科、そして歯科を備えたクリニックを開院致しました。

　当クリニックでは全ての患者さんに対して、自分の家族と同様に優しく接するよう、医師・スタッフ共に心がけています。 私自身のことですが、私が幼少の頃は体が弱く、たびたび病院に通っていました。病院の先生および看護師の方々に優しく治療をしてもらった記憶を今でも覚えています。 特にお子様に「あのクリニックに通ってよかった」「あのクリニックのお姉さんが優しく接してくれた」と感じてもらえるように、病院嫌いにならない通いやすい環境を提供できるよう、努力をしています。

　ただし、「優しい」というのは治療自体にはあてはまりません。医療は単なるサービス業では無いと私は思っております。 患者さんの症状改善のために、時には厳しさも必要です。なぜなら一番医療機関に求められているものは「体の不調を取り除くこと」だからです。 矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、普段、患者さんに接する時には常に優しく、ただし治療上必要なことに関しては時に言うべき事はしっかりと伝える、そんなクリニックを目指し、スタッフと共に日々診療を行っています。

　地域の皆様に愛されるクリニック作りに、これからも励んで参ります。