はなの病気

ちくのう症

現在では、日本人の15%ぐらいに見られ、今後も増加が予測されます。

ちくのう症とは?

いわゆる「ちくのう症」とは、蓄膿症と書き、副鼻腔に膿がたまっている状態を指します。
正式には、副鼻腔炎といい、ほとんどが、慢性ですが、風邪のときに鼻の奥や、頬のところが重くなったりするものは急性副鼻腔炎といいます。
もともと慢性副鼻腔炎を患っている人がこのような状態になることを慢性副鼻腔炎の急性増悪といいます。

この病気の原因は
カゼ、虫歯、頭のケガなどに続いて発症する副鼻腔(ふくびくう・・鼻の周囲、ほほの奥や眼の奥にある骨で囲まれた空洞で、鼻腔とつながっている。)の炎症、急性副鼻腔炎が治り切らないで慢性化してしまったのもです。炎症が続くことにより、鼻の粘膜が寒天のように腫れて、鼻茸(ポリープ)が鼻内にできているケースがほとんどです。
この様に治療します

ちくのう症

通院による鼻の処置、ネブライザーによるお薬の吸入と薬局から出されたお薬の服用です。
通常は急性であれば2~3週間、慢性であれば3ヶ月以上の抗生物質、粘液溶解剤などの内服が必要です。長期間の内服が必要となる場合は、主にマクロライド系と呼ばれる抗生物質の長期間少量投与治療を行ないます。(耳鼻咽喉科で広く行なわれている治療法で、長期間の内服でも比較的安全です。)
治療の終了は症状の改善、消失により判断しますが、レントゲンで最初にみられた影(炎症)がなくなり、鼻茸(ポリープ)が消失すれば、完全に治った状態です。鼻の処置や内服治療でなかなか治らない場合は手術となります。
ちくのう症(副鼻腔炎)のもっと詳しい説明はこちらのサイトへ

この症状の治療ができる病院

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